体質改善ダイエットってなに?代謝を高めると、痩せやすい、疲れづらい体に!代謝を高める5つのポイント
こんにちは。
しちだ・ライフの松山です。
- 以前に比べて疲れやすくなった
- 運動をしているのになかなか痩せない
- 足元が冷えやすい
- 体温が低い
という症状に、心当たりがある…という方。
代謝が悪く、冷え体質である可能性があります!
代謝が悪いと、疲れやすい、痩せにくくなるだけではなく、体温が低下してしまうので、免疫力が低下し、病気や風邪になりやすくなります。
現代人は、大人も子供も低体温である方が増加しており、平熱が35℃台であると聞いても、あまり驚かなくなってきました。
甘く見られがちな低体温ですが、実は、体温が1℃下がるごとに50~60%免疫力が低下してしまうのです。
同じ環境で生活し、同じ食事をしていても、体温が違うと免疫力にも差がでてしまうため、低温の方は風邪や病気にかかりやすくなってしまいます。
さらに、体温が1℃下がると、基礎代謝も13%低下します。
代謝が悪くなると、エネルギーがつくられないため、疲れやすく、脂肪が燃えづらくなってしまうのです。
また、女性は、不妊症などの原因にもなりますので、体温が低い方は、体温を高めて体質改善をすることが大切です!
代謝を高めるポイント①たっぷり酵素を摂る
基礎代謝とは、生命活動をしていく中で欠かせない、エネルギー消費量のことです。
代謝が悪いと、食べたものがエネルギーに換えられず、太りやすくなる他、疲れやすく、冷えやすい体になります。
食事からは、ビタミンやミネラル、酵素などの栄養素を摂ることができますが、それらの栄養素を必要なエネルギーに換える(エベルギー代謝)ために欠かせないのが、“酵素”です。
酵素は、
①食べものの消化
②皮膚の新陳代謝
③血液の循環
などの働きがあり、生命活動に欠かせない大切な栄養素です。
しかし、体内でつくられる酵素の量は年齢と共に減少していきます。
年齢を重ねて、「脂っこいものが食べられなくなった」「すぐに胃もたれがするようになった」ということが起こるのは、消化に必要な酵素が足りなくなっているから。
長生きをしているお年寄りの食生活がテレビ番組で取り上げられ、「長寿の秘訣はお肉を食べること」と言われているのを一度は見たことがあるかと思います。
それは、実は、「お肉を食べるから長寿になる」のではなく、「お肉を食べても分解できるほど酵素をたっぷり持っているから」なのです。
体内の酵素は年齢と共に生産量が減少するだけでなく、
- 暴飲暴食
- ストレス過多
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ、偏食
によっても消耗されていくため、積極的に対外から摂り入れる必要があります。
しかし、残念ながら、加工食品やインスタント食品には、酵素はほとんど含まれていません。
酵素はお味噌やお漬物などの発酵食品、生の野菜・果物に豊富に含まれているので、積極的に食事に取り入れましょう!
代謝を高めるポイント②体温を高めること~酵素は、体温が36.5℃の時に活発になる!~
酵素は、寒すぎると働きが鈍くなり、反対に暑すぎると酵素の主成分であるタンパク質が変形し、酵素の働きそのものが失われてしまいます。
酵素が一番活発に働く温度は、36.5℃!
つまり、平熱が36.5℃の方の体内では、摂り入れた酵素が最大限に活用され、代謝が高まり、エネルギーが効率よくつくられている状態なのです。
ですから、代謝を高める(エネルギー生産量を高める)ためには、体温を高めることが重要なポイントとなります。
そして、体温を高めるポイントは、
- 背骨を温める
- 仙骨(背骨の一番下、骨盤の中央あたり)を温める
- くるぶしを温める
です。
仙骨は骨格、血流、ツボの3点において重要な箇所であり、仙骨が冷えると、その3つにトラブルが生じます。
仙骨を温めると、血流・ホルモンなどの流れが良くなり、神経の働きが整えられ、体の調子が良くなっていきます。
さらに、背骨を中心に体の深部を温めることで、学習力・集中力・記憶力に関わっている左前頭前野に有意に働きかけることが判明しています。
↓詳しくはこちらの記事から↓
また、くるぶしを温めることで、全身の血行が良くなり、全身がポカポカとしていきます。
深めのバケツや洗面器に、40℃くらいの少し熱く感じる程度のお湯を入れ、15分ほど足浴をしましょう。
※足浴は、太ももが浸かる深さのバケツが理想的です。
足浴の効果をより高めるには、バスソルトやエッセンシャルオイルの活用がおすすめ!
冷えの対策には、ローズマリー、オレンジスィート、ジュニパーベリーなどの精油がおすすめです。
代謝を高めるポイント③適度な運動をし、筋力をアップする
筋肉が体の中で行う代謝は、実は18%も占めています!
適度な筋肉をつけることで、代謝が活発になりエネルギーが多くつくられるため、太りにくい体づくりになります。
筋肉は、20代をピークに、放っておくと加齢と共に減少していくので、普段デスクワークや座っていることが多く、運動することが少ないという方は、筋トレやウォーキングなどをして、適度な筋肉、体力をつけるようにしましょう。
代謝を高めるポイント④睡眠の質を高めて、睡眠不足を解消
仕事や家事、勉強に追われると、睡眠時間が少なくなってしまい、毎朝起きるのがしんどい、寝ても疲れが取れないなど、万年睡眠不足であるという方が増えてきています。
睡眠中は成長を促すだけでなく、ダメージを受けた細胞や機能の修復を行っています。
睡眠不足が続くと、内臓も休むことができず機能が衰えてき、加えて筋肉の質も低下してしまうため、ますます代謝が悪くなるのです。
睡眠不足の解消には、まず、寝る前に38~40℃程度の、少しぬるめのお湯にしっかり浸かること。
自律神経のバランスの乱れを解消するので、リラックスすることができ、深い眠りへと導きます。
また、リラックス効果のあるラベンダーや好きな香りのエッセンシャルオイルを、湯船に入れたり、ティッシュに2~3滴たらして枕元に置いておくと、リラックスすることができます。
代謝を高めるポイント⑤食生活を見直そう!食べものを変えて代謝アップ
栄養が不足すると、内臓の働きが鈍くなり、代謝が悪くなってしまいます。
「糖質制限ダイエット」や「食事制限ダイエット」が流行しておりますが、食べない分体重は落とせても、代謝が悪くなり、通常の食事に戻すとすぐに太ってしまう…という悪循環に陥ってしまいます。
必要な栄養は、しっかりバランスよく摂ることが大切です。
また、体が冷えやすい冬は、体を冷やす食べものは控えるようにし、体を温める食べものを積極的に取り入れましょう!
旬の食材は、その季節に必要な栄養素がたっぷり含まれているので、食べるものに迷ったら、旬の食材を選ぶのがおすすめです。
また、ビタミンBは糖質の代謝を助けてくれ、肌のターンオーバーも促進してくれます。
ダイエットをしたい、肌トラブルを改善したい、という方は、ビタミンBを積極的に取り入れてみてください。
<体を冷やす食べもの>
- トマト
- きゅうり
- とうもろこし
- ナス
- キウイ
- スイカ
- バナナ
- マンゴー
など
<体を温める食べもの>
- 唐辛子
- 生姜
- 玉ねぎ
- ネギ
- ニラ
- ごぼう
- かぼちゃ
- さつまいも
- れんこん
など
<ビタミンBが多く含まれる食材>
- きのこ類
- 納豆
- 玄米
- イワシ
- にんにく
- 海苔
など
まとめ
代謝を高めるには、
- 酵素をたっぷり摂る
- 体を温める
- 筋肉をつける(適度な運動をする)
- 睡眠の質を高める
- 栄養をバランスよく摂る
の5つのポイントに注意しましょう!
これらのことに全部に気をつけないといけないのか…と億劫になるかもしれませんが、そんな方は、まず、体を温めることから始めてみませんか?
体を温めることでエネルギー生産が高まるだけでなく、体内の酵素を効率よく働かせることができます。
それに合わせて、食べている食材を少し変えてみる、いつもより1時間早く寝るなど、できることから少しずつ始めましょう。
体質改善は、始めてすぐに効果が目に見えて現れるものではありません。
気長に、自分の体の声を聴きながら、より良い生活に変えていきましょう。