【七田式食育】勉強だけではダメ!?幼児期からの正しい食事、食生活、レシチンが子供を天才に育てる

【七田式食育】勉強だけではダメ!?幼児期からの正しい食事、食生活、レシチンが子供を天才に育てる

記憶力が良い人と悪い人の違い

記憶力が良い人と、悪い人がいますが、その違いは、何でしょうか。
勉強量の違い?脳の使い方の違い?どちらもあるでしょう。
しかし、ただたくさん勉強をすれば良い、右脳を使えば良い、というだけではありません
頭を良くする、すなわち、記憶力を良くするためには、脳の神経細胞間の情報伝達を行う、シナプスの顆粒成分を多く合成することが大切で、その合成に必要なものが、レシチンです。

賢い脳をつくるレシチンとは?

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レシチンは、アメリカでは、一般社会にフードサプリメント(栄養補助食)として定着しています。
栄養補助食とは、「健康食品」の中で、学術的に裏打ちされたものと考えれられています。
レシチンは、60兆個もの人間の細胞ひとつひとつにあらかじめ存在しているので、副作用がなく、神経細胞そのものを活性化し、強くすることができます。

 

レシチンの主成分であるホスファチジルコリンは、神経伝達物質であるアセチルコリンをつくります。
歳をとると忘れっぽくなるのは、このアセチルコリンの生成量が減少し、生成されたアセチルコリンの効力が衰えるからです。また、たとえ若くても、もともとの生成量が少ないと記憶力は悪いです。
レシチンは神経伝達物質をつくるので、アルツハイマー型痴呆を予防する効果があり、老化防止に役立ちます

 

60兆個の細胞ひとつひとつに存在するレシチンは、まさに「生命の基礎物質」。
羊水中にも含まれ、胎児の健全な発育や賢い頭を作るのに欠かせません。
妊娠中だけではなく、産後に摂ることで、お母さんの身体の回復や精神の安定を助けてくれます。

 

脳の他、脊髄、心臓、肺臓、肝臓、腎臓などの重要臓器、器官に存在しており、動脈硬化や肝硬変を防ぎ、新陳代謝を促進して細胞の老廃物を体外へ排泄する働きがあります。

レシチン(リン脂質)の主な効果

    • 栄養を吸収し、老廃物を排泄させる
    • 記憶力の向上、認知症の予防
    • コレステロール値を下げる
    • 糖尿病の予防、腎臓の機能維持、肝機能の正常化
  • 動脈硬化の予防

レシチン不足が引き起こすこと

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レシチンが不足すると、

    • 全般的な体質の不調
    • 疲れやすい
    • 風邪を引きやすい
    • 脳の働きの低下
    • 記憶力の低下
    • 頭痛
    • 不眠
    • 冠動脈不全
    • 動脈硬化
    • 糖尿病
    • 腸疾患
    • 老化現象
    • アレルギー性症状
    • コレステロール沈着

など、多くの疾患を誘発します。

 

健全な細胞をつくり、健康な体を維持するためには、レシチンをできるだけ多く摂ることが大切です。
また、ストレスの多い現代社会では、神経細胞の疲労や障害を癒す作用があるレシチンが欠乏すると、脳が疲れ、イライラや不安、神経の消耗をきたし、ストレスに弱くなってしまいます。

レシチン(リン脂質)を多く含む食品

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    • 大豆
    • オカラ
    • きな粉
    • 納豆
    • 味噌

長寿の秘訣は、レシチンにあり

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動脈硬化は、血管壁にこびりついたコレステロールが硬化することで起こりますが、全てのコレステロールが悪いわけではありません。
細胞膜や、細胞の中にある核を包む膜は、レシチン(リン脂質)、糖脂質とコレステロールからできているので、細胞やホルモンなどを構成するのに重要なコレステロールは、必要不可欠なものなのです。
コレステロールには善玉と悪玉があり、体に良い影響を及ぼす善玉コレステロールは、血液に溶け、各臓器に運ばれます

反対に、悪玉コレステロールは、血管や細胞に沈着しやすく、そのため動脈硬化や高血圧などの成人病の原因になります

レシチンは、水に溶けにくいコレステロールを、溶けやすくする働き(乳化作用)があり、さらに、悪玉コレステロールを取り除こうとする酵素の働きを助けます。
血液中で運ばれている悪玉コレステロールを排除するだけではなく、すでに細胞や血管壁にこびりついた悪玉コレステロールを乳化し、無害な微分子にかえ、血液中に溶かし、老廃物として排泄し、善玉コレステロールを増やすので、動脈硬化などの成人病を予防します。

 

「人は血管とともに老ゆる」といわれるように、血管の若さが、その人の若さを象徴し、血管の寿命が、その人の寿命を決めます。

なので、血管を若く保つことが、若さの秘訣なのです。

効率の良い摂り方

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レシチンとビタミンは、大変相性の良い栄養素です。
レシチンは、ビタミンEと特に相性が良いのですが、脂溶性であるビタミンA、D、Eの吸収を助けます。
レシチンは、ビタミンEを体内で効率的に浸透させ、ビタミンEの持つ抗酸化作用が、レシチンの中の不飽和脂肪酸の酸化を防ぎます。ビタミンAも同様に、レシチンの助けにより体内吸収が促進されます。
レシチンが酸化しないように働くビタミンEは、守ったあと、ビタミンE自身が酸化してしまいます。
そこで重要なのが、ビタミンCです!
ビタミンCも強い抗酸化作用があり、酸化して役目を終えビタミンEを、元の状態に戻し、また働かせてくれるのです。

レシチンを効率良く摂取するためには、抗酸化作用の高いビタミンEやCと一緒に摂ることが大切です。