原因がわからない頭痛の中医学的解消方法。不定愁訴を改善するおすすめの生姜レシピ【更年期障害、体がだるい、不調が続く方必見!】
こんにちは、しちだ・ライフの杉浦です。
- なんだか体がだるい
- 病院に行くほどでもないけれど、頭が痛い
- 頭痛がなかなか治らない
- イライラする
- よく眠れない
という時はないですか?
これは、病気になる前に、体が私たちに不調を知らせているサインです。
自覚症状はあっても、検査をしても原因がわからない不調や、体のだるさ、頭痛など、病院に行くほどでもないけれど困っているという症状は、中医学において、「不定愁訴(ふていしゅうそ)」といいます。
体に何かしらの負荷がかかっていて、それを知らせるために、頭痛がしたり、眠れなくなったりしているのです。
病院に行っても、「ストレスが原因なので、ストレスをなくしましょう。」としか言われなかったり、処方される薬で症状を改善するということは、その場しのぎの対処になってしまう可能性があるので、根本的な体質の改善をすることが大切です。
なかなか治らない頭痛が、当たり前になっていませんか?
「少し我慢すれば治まるから」と思っていませんか?
- いつも頭痛がするから、薬を常備している
- 薬を飲んだときだけ頭の痛みが和らぐ
- 頭痛の原因がわからない
という方は、2つ原因が考えられます。
原因別の対処法とおすすめの食べ物をご紹介!
原因①足先や手が冷たくなりやすい、冷え性である方は体を温めましょう!
体が冷えると、体に溜まった冷えが上部にあがり、頭痛となって現れてくることがあります。
靴下の重ね履きをしたり、外出する時には、帽子、手袋、マフラーなどで防寒をしっかりしましょう。
※厚手のものを1枚着るよりも、薄手のものを重ね着する方が温かく、外出先で調整をしやすいのでおすすめです。
冷え症の人は、夏や暑い日でも、冷たい食べ物や氷の入った飲み物は避けたほうが良いです。
おすすめの食べ物
- 豆類
- 穀物
- イモ類
- 根菜
- にんにく
- 生姜
- 唐辛子
- シナモン
- ネギ
冷え症の人は、冬を越すために滋養を蓄えているものや、体を温めるスパイス、薬味を上手に摂りいれることがおすすめです。
原因②甘いものや肉類が大好きで食べ過ぎてしまう人は、血をサラサラにしましょう!
甘いものや肉類を食べ過ぎてしまうと、血流が悪くなり、脳血管性の頭痛が起きやすくなります。
頭痛以外に、むくみに悩んでいたり、水膨れをすることが多くないですか?
体の体液の流れが滞ったり、暴飲暴食が続くと頭痛の原因になります。
このタイプの頭痛は、なかなか治りにくいので、薬に頼ってしまいがちですが、バランスの良い食事や質の良い睡眠を心がけて、日頃から、血をサラサラにすることを意識することが大切です。
また、血行を良くするために体を温めましょう。
おすすめの食べ物
- 豆類
- とうもろこし
- キャベツ
- 黒きくらげ
- ブルーベリー
- もも
- 鰹
- たら
- にんにく
- ウコン
など、体を温めて血行を良くするにんにくなど、辛味のある薬味や野菜がおすすめです。
【頭痛、更年期障害を改善!】家にある材料で、簡単体温めレシピ ほうれん草と豚肉の生姜スープ
■材料
・水・・・800cc
・昆布・・・5㎝
・豚ももスライス肉・・・50g
・豆腐・・・100g
・ほうれん草・・・150g
・長ネギ・・・10㎝
・生姜・・・1片
・こしょう・・・少々
・酒・・・大さじ1
・塩・・・小さじ1と1/2
■作り方
1.水に昆布を入れて、昆布がやわらかくなるまで置いておく
2.取り出した昆布と、豚肉、生姜を千切りにし、長ネギは小口切りにする
3.1の水に2と酒、塩、こしょうを入れて沸騰させる
4.ほうれん草を3㎝の長さに切って、3に入れる
5.豆腐を一口サイズに切り、4に入れてひと煮立ちさせる
「生姜があれば医者いらず」といわれ、頭痛を和らげるだけでなく、
- 解熱
- 風邪
- 鼻づまり
- 咳
を緩和させるのにも効果があるとされています。
「不定愁訴」は健康への第一歩!
頭痛によっても、人それぞれ治し方が違うので、自分の体全体の状況を知っておく必要があります。
原因がわからない不調、「不定愁訴」を感じた時は、根本から健康に近づける第一歩です。
これをチャンスとして、健康な体作りを始めましょう!