【夏バテ対策に】「飲む点滴」甘酒の効果がすごい!美容・健康効果バツグンで、子供にもおすすめのアレンジレシピ
年末年始に神社に行くと、温かい甘酒をよく見ます。
私も子供の頃、焚火に当たりながら甘酒を飲むのが好きでした。
近頃、メディアでも甘酒の健康効果が報じられるようになりましたが、甘酒には、ビタミンB群、アミノ酸、豊富なブドウ糖が含まれています。
これらの栄養素は、栄養剤としての点滴とほぼ同じであることから、「飲む点滴」といわれています。
先ほど、“子供の頃好きだった”と言いましたが、反対に、“甘酒は何だか苦手だったイメージが…”と、昔飲んだときの苦手なイメージがある方もいらっしゃるのでは?
甘酒は、酒粕から作られたものと、米麹から作られたものの2種類があり、アルコールが含まれる酒粕甘酒は少し独特な味がします。
もしかしたら、昔飲んで苦手だと感じた甘酒は、酒粕から作られたものかもしれませんね。
酒粕甘酒と米麹甘酒は、原材料だけではなく、栄養成分にも違いがあります。
タンパク質、ビタミンB群、食物繊維は、酒粕甘酒の方が豊富です。
ですが、米麹甘酒が発酵の段階で自然の甘さを出しているのとは違い、砂糖で甘みをつけているので、注意したいところです。
今回は、アルコール成分がなく、子供も安心して飲める、米麹甘酒についてご紹介します!
「飲む点滴」甘酒の効果
①美肌効果
ビタミンB群が豊富なので、肌の細胞を活性化させて、ターンオーバーを促します。
また、アミノ酸が乾燥を防ぎ、米麹に含まれるコウジ酸がメラニンの生成を抑制するので、シミ、そばかすにも効果的です。
②疲労回復
ブドウ糖やビタミンB群は、三大栄養素の代謝やエネルギーの生成を助けるので、疲れやすい方や疲れがたまっている方におすすめです。
甘酒は冬の飲み物というイメージですが、実は夏バテにも効果的!
ブドウ糖は、脳のエネルギー源なので、お子さまの朝ごはんにもおすすめです。
③ダイエット
ブドウ糖が血糖値をあげてくれるので、満腹感を感じ、食べ過ぎの防止になります。
しかし、酒粕でできた甘酒は、カロリーが低いわけではないので、飲み過ぎには注意です。
④便秘改善
オリゴ糖や食物繊維が豊富なので、腸内環境を整え、排便をスムーズにしてくれます。
米麹で作られている甘酒はノンアルコールなので、妊娠中の方にもおすすめです。
※市販のものの中には、添加物が入っていたり、清涼飲料水扱いになっているものも。
美容・健康効果を得たい場合は、原材料に米と米麹のみが明記されているものを選びましょう。
クーラーで冷えた体も温める、甘酒ジンジャーラテ
■材料
・甘酒…50g
・豆乳…100g
・おろし生姜…少々
■作り方
①材料をすべて混ぜ合わせて、温める
子供も大好き!砂糖が入っていない甘酒プリン
■材料
★甘酒…100cc
★豆乳…300cc
・アガー…5g
・トッピング…お好みのもの(きな粉、黒蜜など)
■作り方
①アガーに大さじ1の水を入れ、溶いておく
②★を小鍋にかけ沸騰寸前で火を止め、①を入れよく混ぜる
③荒熱がとれたら冷蔵庫で冷やし固め、お好みのものをトッピングする
※アガーは、寒天でも代用できます
砂糖・乳製品を使用しないおいしい豆乳甘酒アイス
甘酒の自然な甘さを生かした、どこか懐かしい味わいのアイスキャンデー。米と米麹だけで作られたものなら、ノンアルコールなので子供も安心です。
冷やすとクセがなく、後味もすっきりしています。
■材料
・玄米甘酒(白米甘酒でも可)・・・300g
・豆乳・・・300g
・きな粉・・・大さじ1杯
・バナナ・・・1本
・いちご・・・3粒
ミキサー
■作り方
①材料を入れてミキサーにかける
※この時に氷をいれてかき混ぜると、冷たいジュースが作れます。
②材料を容器に入れて約3時間冷凍庫保存して完成!
無添加で砂糖不使用の甘酒は、自然の味わいそのままで、カラダにもやさしいです。
いろんなアレンジを楽しんで、「飲む点滴」を実感してみてはいかがでしょうか。