チョコレートのメリットとデメリット。効果的な食べ方と良いチョコレートの選び方とは?

チョコレートのメリットとデメリット。効果的な食べ方と良いチョコレートの選び方とは?

こんにちは。しちだ・ライフの松山です。

突然ですが、チョコレートは好きですか?
嫌いだと答える人は、少数だと思います。
毎日食べる人、週に1回程度食べる人など、食べる量に差はあっても、好きな人の方が多いのでは?

私も、チョコレートは大好きです!

仕事中や、疲れたときはついつい手が伸びてしまいます。

チョコレートと聞くと、ニキビができたり、太ったりと体に良くないイメージを持たれている方も多いと思いますが、実は、健康効果もあります!

最近では、アレルギーに良いとも聞くようになりました。

じゃあたくさん食べよう!とさっそくコンビニに向おうとしたあなた。
チョコレートで健康効果を得るためには、選び方、食べ方が大切です!

知ってトクする!危険なチョコレートと良いチョコレート の見分け方

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コンビニなどで売られている、チョコレートの成分を見たことはありますか?
有名な某チョコレート会社の成分が下記です。

    • A社:砂糖、全粉乳、カカオマス、ココアバター、植物油脂、乳化剤(大豆由来)、香料
    • B社:砂糖、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ココアバター、ホエイパウダー、バターオイル、乳化剤(大豆由来)、香料
    • C社:砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター、レシチン(大豆由来)、香料

 

原材料の表示は、入っている量が多い順に書かれています。
3社とも、砂糖が1番多いです。

それだけでなく、植物油脂乳化剤などの食品添加物も入っていますね。

植物油脂とは、トランス脂肪酸のことです。
知っている人も多いと思いますが、トランス脂肪酸は、欧米では使用が禁止されている地域があるほど危険なもの
悪玉コレステロールを増加させ、アレルギーやアトピー性皮膚炎など、さまざまな病気を引き起こす原因です。

マーガリンやショートニングで有名なトランス脂肪酸は、プラスチックを食べているのと同じようなものです。
これらが入っているものは、できるだけ避けましょう。

また、砂糖はまさに悪魔の粉。
白砂糖は、ジェットコースターに乗っているように、血糖値を急激に上げ下げするので、脳の働きが安定しません。

その結果、白砂糖が含まれているお菓子をよく食べる子供は、頭が悪くなり、切れやすい子供に育ちます。

こんなこと知ったらもうチョコレートなんて食べられない!
と思いますよね。

しかし、チョコレートに含まれるカカオマスには、ポリフェノールがたくさん含まれていて、動脈硬化やガンを予防し、アレルギーにも効果があります。

大切なのは、「どのチョコレートを選ぶか」です!

高カカオチョコレートがカギ!

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近年、カカオ70%や90%などの高カカオチョコレートが人気です。
コンビニでもよくみかけるようになりました。

もともと、日本のチョコレートは、苦いカカオマス(すりつぶしたカカオの種)に、ココアバター(カカオの脂肪分)、砂糖やミルク、香料などを加えて甘くまろやかにしたものが多かったのですが、カカオ率の高い商品がよく売られるようになったのは、カカオマスに含まれているポリフェノールが注目されたからです。

あらゆる病気の原因になる活性酸素を抑える働きがあるポリフェノールは、赤ワインにも多く含まれていますが、チョコレートには、それよりもはるかに多く含まれています

チョコレートは、実はミネラルも豊富!効果的な食べ方は1日50g!

    • 動脈硬化を防ぐ
    • ガンの予防
    • ストレスに勝つ
  • アレルギーやリウマチに効果的

など、チョコレートはおいしいだけでなく、嬉しい効果も!

カカオポリフェノールには活性酸素を除去する抗酸化作用があるので、動脈硬化の進行を防ぎ、また、ガン細胞の増加を防ぐ効果もあります。

過剰な活性酸素はアレルギー症状を引き起こす原因なので、アレルギーや花粉症対策にもおすすめです。

また、チョコレートには、ポリフェノールだけではなく、ミネラルも豊富に含まれています。
カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類を豊富に含んでおり、特に、カルシウムとマグネシウムのバランスが絶妙です。

 

カルシウムばかりとると、本来骨内にあるはずのカルシウムが筋肉中に溶け出し、骨粗しょう症や生活習慣病の原因となります。

骨内のカルシウムと筋肉中のカルシウムの濃度を調整するのはマグネシウムの役割なので、マグネシウムを摂ることで、カルシウムが良い方向に働きます。

なので、カルシウムをとる時は、マグネシウムとのバランスが大切なのですが、チョコレートに含まれるカルシウムとマグネシウムのバランスは絶妙なのです!

 

だからといって、チョコレートを食べると太るのでは…
とついつい考えてしまいがちですが、1日50g(板チョコの半分くらい)が適量ですので、その量を食べる分には心配ありません。
集中力を高めたいという場合は、1時間前に食べると脳が働きやすくなります。

甘い物があまり体に良くないといわれるのは、血糖値を急激に上昇させるからです。
血糖値が急激に上昇すると、その分急激に下がり、低血糖症や生活習慣病の元になります。

高カカオ&低GIチョコレートに注目!!

砂糖をふんだんに使用しているチョコレートは、血糖値の急激な上昇がこわいですが、低GIチョコレートは、ゆっくりブドウ糖に分解するので、血糖値の上昇もゆるやかです。
チョコレートは、集中力のアップや、精神を安定させる効果があるので、カカオマスが豊富なものを、適量、正しい食べ方で摂りましょう。