子供や赤ちゃんを健康に育てるための3つの注意点。身の周りの日用品に潜む危険な有害物質とは?
注意点①レシートを触った手でご飯を食べてはいけない!?
レシートをはじめとする感熱紙の類は、BPA(ビスフェノールA)の温床といわれています。
BPAとは、ホルモンや神経を乱す危ない物質で、それらを直接触ったり、BPAが付着した紙幣を触った手で食べ物を食べることで、BPAを口から取りこんでしまっています。
BBAは、環境ホルモンの一種で、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を持っています。
BBAの摂取量が多くなると、女子は早熟・生殖機能の異常、乳ガンなどの誘発、男子は精子の減少、前立腺ガンなどの危険性が高まると考えられています。
特に妊婦や乳幼児を育てている方、乳幼児は、感熱紙を避け、触れたときは必ず手を洗うようにしましょう。
レシートの他、チケット、搭乗券、領収書、切符などにも感熱紙が使われています。
同等の危険性があるので、触ったあとは良く手を洗うようにしましょう。
注意点②子供が大好きなパンケーキや、歯磨き粉にも
パンケーキがブームになって、子供から大人までお店に並んでパンケーキを食べている様子をよく見るようになりました。
しかし、東京都の研究センターによると、ホットケーキやパウンドケーキを週に1回食べるだけで、幼児にはアルミニウムのとり過ぎになってしまう可能性があります。
その原因が、「ベーキングパウダー」です。
ふっくらと焼き上げるために必要なベーキングパウダーには、アルミニウムが含まれていることが多く、とり過ぎると、生殖器や発達中の神経に変化が起こったり、副甲状腺を刺激して、必要以上に骨からカルシウムを排出させてしまいます。
ベーキングパウダーだけでなく、漬物の色染め、乳製品の乳化剤、水道水の不純物、制汗剤、歯磨き粉の研磨剤など、さまざまなものにアルミニウムが含まれています。
全てのアルミニウムを除去することは難しいかもしれませんが、代替え品がある物は、そちらを使って、有害物を取りこむリスクを回避しましょう。
※現在は危険性を考慮したアルミニウムフリーのベーキングパウダーも販売されています。
注意点③魚を選択することも大切
有害ミネラルの一つに「水銀」がありますが、特に水銀の摂取源として大きく占めているのは魚です。
海の中の有害ミネラルは食物連鎖によって生物の体内で濃縮されていき、マグロのような大型魚は高度に汚染されてしまっているのです。
その他にも、海底付近で暮らすカレイやひらめなども、海底に沈んでいる有害ミネラルを取りこんでいるので、高濃度に汚染されている可能性があります。
しかし、魚にはDHAやEPA、タウリンなど、栄養素もたくさん含まれているので、基準としては、肘下の腕の長さ以下の青魚(イワシ、アジ、サバ)を選ぶようにしましょう。
人は、少量の有害ミネラルを取りこんでも解毒できる作用を持ち備えています。
しかし、近年、有毒ミネラルが過剰に増えていることで、長期間にわたる有害ミネラルの蓄積や過剰な摂取による解毒能力の低下により、体の解毒機能が追いつかなくなり病気に臥せってしまうのです。
自身の体を守るために、解毒能力を向上させ、有害ミネラルは極力さけるような生活を心がけましょう。