【中医学】体のだるさ、風邪の対策は薬に頼らなくても家でできる!?「五行説」で季節にあわせた対策をしよう

【中医学】体のだるさ、風邪の対策は薬に頼らなくても家でできる!?「五行説」で季節にあわせた対策をしよう

中医学ってなに?

病気になると、なんとか早く治りたいと思いますよね。昔の人も同じように考え、良かれと思う方法を実践してきました。その中で、効果があるものが広まっていきました。

また、同じ処方でも、特定の人には逆の効果があらわれる場合もあったので、体質についても考え、それにあわせた方法が行われるようになりました。
このように、5000年にわたって人々が行ってきた処方の集大成が「中医学」なのです。

「五行説」をご存知ですか?

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五行説とは、中医学の考え方の基礎となる部分です。人間の身体はもちろん、自然や宇宙、すべての物が5つに分類され、互いが助け合ったり、抑制しあったりして関わっているという考え方です。

この五行は「木」「火」「土」「金」「水」に分けられて、それぞれの関係性をあてはめます。
「木」…成長、発展、上昇、柔和、のびやか
「火」…炎上、陽熱、立ち昇る
「土」…長養、生化、受納、変化
「金」…清涼、清潔、静粛、収斂
「水」…寒湿、下行、潤う

「相生」と「相克」

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五行の関係性は「相生」と「相克」の2つで考えることができます。
「相生」…相手を生かして助ける、強調する
「相克」…相手を抑えて弱める、牽制する

 

木が燃えれば火が生じ、火が尽きれば灰つまり土を生じ、土の中からは金属を生じ、金属の表面には水を生じ、水は木を成長させる。
これが「相生」です。

反対に、木は土の栄養を奪い、土は水を吸収し、水は火を消し、火は金属を溶かし、金は木を砕く。
これが「相克」です。

それぞれ、「木生火」、「火生土」、「水克火」、「火克金」というようにあらわします。

これが、体の仕組みにも当てはまるというのが、中医学のすごいところ!!
「木」…肝臓
「火」…心臓
「土」…脾臓
「金」…肺臓
「水」…腎臓
に当てはめられています。
そうすると、「水剋火」というのは「腎臓の働きが活発になりすぎると、心臓の働きが悪くなってくるので、注意が必要」ということです。

 

「相生」は、助け合う臓器の関係性をあらわしています。
体に当てはめて考えると、「木生火」というのは「肝臓の働きを強くすると、相乗して心臓の働きも強くなってくるので、心臓に何らかの不調を感じている時は肝臓もあわせて働きを向上させるとよい」となるのです。

「なんだかよくわからないけど、体の調子が良くない」「病院に行くほどではないけれど、体がむずむず、もやもやする」といったことってありませんか?
中医学の最大の魅力は、原因のよくわからないその「もやもや、むずむず」を体の治癒力を上げて、全体的にカバーするということです。

中国5000年の歴史は、あなどれません!

春の養生ポイント

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春は成長の季節なので、体が活発になりますが、バイ菌やウイルスも活発に。
また、開いている毛穴から侵入しやすくなり、免疫力が衰えていると発症しやすくなります。

春先はとくに、肌に風が当たらないようにしましょう。

この時季おすすめの食材

    • きゃべつ
    • さつまいも
    • しいたけ
    • れんこん など

 

酸っぱい食べ物は、肝の働きを補う作用があるので、梅干しや柑橘類、酢の物もおすすめです。

梅雨の養生ポイント

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梅雨の時季に体がだるくなるのは、湿邪(水の邪気)によって、体に余分な水分が溜まるからだと考えられています。
湿を出すには体を動かして汗をかくのがよいですが、湿が多くむくみのある人は、水泳ではなく、ウォーキングやヨガなど水に入らない運動がおすすめです。

この時季おすすめの食材

    • ごま
    • 大豆
    • 豆腐
    • かぼちゃ
    • とうもろこし
    • エビ
    • カレイ
    • いも類 など

 

夏の養生ポイント

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体が暑さになれるまでは、心に負担がかかり、イライラしやすくなります。
暑さで消化機能も衰え、溜まった疲れもあいまって、食欲不振になりがちに。
また、汗をたくさんかくと気が消耗して活力が低下しますが、さらに湿気で余分な水分が溜まると胃腸も働きが衰え、消化不良→食欲不振→夏バテ となります。

この時季おすすめの食材

    • にんじん
    • トマト
    • スイカ
    • 小豆
    • 梅干し など

 

秋の養生ポイント

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秋の乾いた空気は、体の水を消耗させ、乾燥させます。まず呼吸器である肺が乾燥し、風邪や気管支炎など、呼吸器系の病気にかかりやすくなります。
年齢があがるほど体の水分が少なくなるので、普段から肺を潤す食べ物を摂っておくことで、この時季の乾燥を防ぐことができます。

この時季おすすめの食材

    • 大根
    • かぶ
    • キャベツ
    • りんご

※アルコールや香辛料、辛いものは水を発散させるので、控えめがよいです。

冬の養生ポイント

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冬を健康に過ごすためには、寒さに負けないための陽気をしっかり蓄えなければなりません。そのために、中医学では、腎の働きを補います。

この時季おすすめの食材

    • 山いも
    • 海苔
    • イカ
    • アーモンド
    • きのこ類
    • しょうが

 

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