【生姜のはちみつ漬けレシピ】冷え症や冷え対策に効果バツグン!オフィスにもおすすめ
体を温める食べ物のひとつとして、“生姜”が思い浮かぶように、生姜が入った飲み物や料理を食べると、体がポカポカとしてくるのがわかると思います。
近頃、生姜のパワーが注目されるようになり、生姜シロップや生姜のお菓子をよく目にするようになりましたね。
生姜は、血液の循環を良くし、体を温める効果があることはよく知られていますが、実はそれだけではありません!
殺菌作用や抗酸化作用のあるジンゲロールとショウガオールという成分が含まれており、ジンゲロールは、心身を安定させ、心を穏やかにする三大神経伝達物質のひとつである、セロトニンの分泌を促します。
セロトニンは別名「幸せホルモン」といわれるほど。
そんな生姜は、食べ方によって効果が異なります。
効果バツグン!生姜のいろいろな食べ方
風邪の引き始めはすりおろした生の生姜を
→解熱作用があるので、悪寒がするときや、風邪の引き始めにおすすめです。
冷え症の方は乾燥、熱を加えた生姜を
→ジンゲロールがショウガオールという成分にかわり、血液循環を良くし、体を温めるので、冷え性対策におすすめです。
■乾燥生姜の作り方
①生姜(根ショウガ)を綺麗に洗い、皮付きのまま 1㎜ 程度の厚さにスライスする。
②①を自然乾燥させる、もしくは、天板になるべく重ならないように並べ、80度のオーブンでおよそ1時間加熱する。
※生のままでは保存しにくい生姜も、乾燥生姜にすることで3か月ほど保存できます。
□お料理に
乾燥生姜を小さく刻み、スープや食事に混ぜ入れる。
※乾燥することで味がギュッと濃縮され、香りと刺激をより楽しめます。
□乾燥生姜を飲み物に
乾燥生姜を粉末にして、飲み物に入れます。
紅茶との相性はバツグン!
※必ず温かいものに入れることが大切です。
意外と知らない、新生姜とひね生姜の違い
生姜にも様々な種類がありますが、なかでも、スーパーなどでよく見るのは、「新生姜」と「ひね生姜」です。
新生姜
収穫後すぐに出荷したもので、繊維がやわらかく、辛味が少ない。
ひね生姜
収穫後2か月以上保管されてから出荷されたもので、強い辛味がある。
新生姜は甘酢に漬けると自然なピンク色になるので、お寿司屋さんの“がり”によく使用されています。
※濃いピンク色の“がり”は着色料を使用しているので、要注意!
ひね生姜は新生姜に比べると辛いですが、ジンゲロールとショウガオールは、辛味成分に含まれているので、薬味成分がギュッと濃縮された、辛味の強いひね生姜の方が、薬効を得られます。
生姜のはちみつ漬け
■材料(作りやすい分量)
・生姜…1個
・はちみつ…350g(しょうがが漬かる程度)
■作り方
①生姜はたわしでよく洗い、皮つきのまま薄切りにする
②①を容器に入れ、はちみつを加えて1週間ねかせる
※容器は必ず煮沸殺菌させてください
生姜のはちみつ漬けは、冷蔵庫で約1週間保存可能です。
生姜の佃煮~カリカリふりかけ風~
■材料(4人分)
・生姜のはちみつ漬け…150g
★酒…大さじ1
★しょうゆ…大さじ2
★かつおぶし…3g
・ごま…小さじ1
■作り方
①生姜のはちみつ漬けをみじん切りにして、★と一緒に火にかけ、汁気がなくなるまで煮詰める
②ごまを散らして完成
生姜とお酒、しょうゆで煮詰めるだけの、はちみつの甘みがたっぷりしみ込んだふりかけです。
子供もパクパク食べられます♪
鶏肉のはちみつ生姜煮
■材料
・生姜のはちみつ漬け…100g
・鶏もも肉…1枚
・しょうゆ…大さじ2
・酒…大さじ1
・酢…大さじ1
■作り方
①すべての材料を鍋に入れる
②中火にかけてゆっくり火を通し、時々混ぜながら15分くらいでできあがり
はちみつは、お肉をやわらかくするので、30分ほど漬け込むとジューシーなお肉に。
ソイハニージンジャー
■材料(1杯分)
・はちみつ…大さじ1
・しょうがのはちみつ漬け…2~3枚
・豆乳…マグカップ1/4
■作り方
①はちみつと生姜のはちみつ漬けをマグカップに入れる
②温めた豆乳を入れ、スプーンでよく混ぜてできあがり
寝る前にほっこり。はちみつ漬けのほのかな甘みと、生姜の香りが体をリラックスさせます。