子供の便秘に要注意!腸内環境が脳を変える!?

子供の便秘に要注意!腸内環境が脳を変える!?

便秘のサイン気づいていますか?

子供が小さなうちは毎日の排便の回数や様子、便の状態を見て子供の健康状態を確認していたと思いますが、大きくなって、自分でトイレに行けるようになると、子供の便の状態や回数などをしっかり確認することも減ってきてしまいます。
ある日ふと、「あれ、最近ウンチをしている回数が減っている?」と感じ、子供に尋ねると「1週間に1回出るくらい」と…!

そこで初めて「子供が便秘をしている」という事実に気づく方もいらっしゃるのではないでしょうか。

子供の便秘チェック!

    • 5~7日以上排便がない(小さいときは毎日の排便が好ましい)
    • 排便時に苦しそう、排便時に痛みがある
    • 排便に時間がかかる
    • 排便の量が少ない

などは、便秘であると考えられます。

腸内環境が悪くなると、便秘の原因となり、便秘が続くと腸内環境の悪化に拍車をかけます。
そして腸内環境の悪化は脳の働きを鈍らせる原因となるのです。

腸は“第2の脳”。子供の機嫌が悪い原因は腸にある!

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「第2の脳」や「腸脳(脳腸)相関」という言葉があるように、脳と腸は密接な関係があり、互いに影響を及ぼしあっています。

例えば、脳に過剰なストレスがかかると、おなかが痛くなることがあります。これは脳が腸にストレス信号を送り、腸を刺激するからです。

また反対に、腸内環境が悪化すると、腸が脳に信号を送り、脳で不安感やイライラ感が増すということがわかっています。
子供がイライラしやすい、不機嫌、癇癪がひどい、ボーっとしているという症状は、腸内環境を整えることで改善されます。

便秘を改善すると集中力・記憶力が高まる!?

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腸は、脳の働きを整えるホルモン(各臓器で得た情報を脳や他の臓器に伝え働きを促すための物質)をつくりだしています。

インスリン(血糖コントロールをおこなう)、アドレナリン(興奮を促す)、セロトニン(精神の安定をはかる)などが有名です。
この中でもセロトニン(別名:幸せホルモン)は精神を安定させて幸せな気分にしてくれるホルモンです。

このセロトニンをつくる細胞が腸内に棲みついており、セロトニンの90%は腸内でつくられることがわかっています。
精神の安定は、我慢強さや集中力・記憶力アップにつながっていくので、腸内環境の良し悪しで、頭の良し悪しが決まるといっても過言ではないのです。

便秘・腸内環境の改善には乳酸菌飲料が良い?

腸内環境を整えるためには腸の中にすみついている腸内細菌の働きが良くないといけません。「腸内環境を整える」、「腸内細菌を増やす」などを謳っている商品はたくさんありますが、気をつけるポイントがあります。

ポイント①
腸内細菌は一人ひとりすみついているものが違うため、自分に合わない乳酸菌を入れても腸内で活躍することができない。

ポイント②
ひとつの乳酸菌に特化して取り入れても、腸内細菌は細菌同士のバランスがとても大切なので、腸内環境の改善にはつながりにくい。

ポイント③
乳酸菌飲料は乳酸菌を取り込むと同時に大量の砂糖を体内取り込んでしまう危険性がある。体内で働くことができない乳酸菌を取り込んでいるうえ、砂糖を大量に摂取してしまっていることも。

便秘の改善、腸をキレイにするポイントは自分の乳酸菌を「育てる」こと

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自分に合った乳酸菌が外から取り込みにくいのであれば、自分の乳酸菌を育てる食生活を心がけましょう。
酵素や食物繊維がたっぷりの食事に変えることで、腸内細菌が働きやすい環境を整えたり、腸内細菌のエサを体内に取り込むことができ、腸内細菌の働きは良くなります。

消化に負担がかからないものを摂るように心がけましょう。酵素や食物繊維が豊富な食材は、味噌、納豆などの発酵食品、キャベツ、ブロッコリー、リンゴ、にんじん、寒天、海藻類などがあります。

腸内細菌が育つ土壌を手早く整えるには「乳酸菌生成エキス」もおすすめです。
乳酸菌生成エキスである「スマートフローラ」は、腸の中で、自分に必要な菌を育てます。
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