健康のカギ 「上咽頭」って？

上咽頭(じょういんとう)とは、鼻の奥とのどの境界付近を指します。

上咽頭は呼吸や耳圧の調節にくわえ、鼻の中の粘膜に付着する花粉、ホコリ、細菌、ウイルスなどをキャッチする働きがあり、鼻の穴にある繊毛とよばれる細かい毛のような組織で、それらを体外に排泄しています。

病気にならないための大切な器官ですが、ホコリやウイルスが付着したままになると、炎症を起こし、風邪やアレルギーの原因になります。

通常の口うがいでは清潔に保つことができず、体が疲れている時や、ストレスを多く受けている時は、免疫力が下がっているため、繊毛の防御力が下がり、また、乾燥している時にもその働きが弱まってしまいます。

 

まわりに口呼吸をしている人はいませんか？

ご家族や大切な人の中に、常に口呼吸をしている人はいませんか？

実は、口呼吸は大変危険です。口呼吸は「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こすほか、上咽頭や扁桃部が細菌感染をおこし、免疫システムに異常をきたしてしまう恐れがあります。

その結果、風邪を引きやすくなったり、掌蹠膿疱症（膿が溜まって、体の様々な部分に水膨れのような湿疹ができる症状）やアトピー、その他の疾患となって現れたりします。

 

「口をポカーンとあけていると頭が悪く見える」と言われたり、聞いたことはありませんか？実は、“見える”のではなく、事実です。

 

口呼吸では脳の血中温度を下げることができず、脳がオーバーヒートを起こしてしまい、頭に血が上った状態が続いてしまいます。そうすると、集中力や記憶力が低下し、子供の学習能力の低下や認知力の低下につながっていきます。

 

幼少期は特に注意！

硬い物を食べる機会がないと、口周りの筋肉が鍛えられず、口呼吸になりやすくなります。

また、鼻炎の状態が続いている子も、鼻でうまく呼吸ができずに口があけっぱなしになり、口呼吸になりやすくなります。

 

• 慢性的な肩コリに困っている

 

• 記憶力が落ちてきた

 

• 急激に視力が落ちた

 

• 歯がどんどん抜ける

 

• 顎の関節が痛い

 

• 肌のハリがない

 

• 肌がたるんできた

 

など、歳を重ねるごとに感じる不調は、長年にわたり薬を服用してきた人、免疫力が落ちている人に多く、この原因としては鼻の粘膜が弱くなって、鼻から侵入した細菌やウイルスの増殖を止められなくなっていることがあげられます。こういった症状を年齢のせいにして諦めるのではなく、まず「鼻洗浄」をしましょう。体年齢の若さを取り戻すことができます。

 

毎日歯みがきをするように、鼻洗浄も習慣にしましょう！

とっても簡単！鼻洗浄の仕方

上咽頭を洗うには、鼻洗浄専用のアイテムを使わないときちんと洗えません。

子供もお年寄りも誰でも簡単に、そして上手に鼻洗浄ができる「ハナクリーンS」を使った方法をご紹介します。

 

■用意するもの

・ハナクリーンS(鼻洗浄器)本体

・サーレS(洗浄剤)

※サーレSは生理食塩水でも代用可です

※超高濃度マグネシウム(マグネシウム液)があればなお良い

 

■鼻洗浄の仕方

①約40℃のお湯を注ぐ(背面の温度計で適温であることを確認)
※熱いと感じる場合は、38℃程度で使用してください
②専用洗浄剤「サーレS」を1包入れてよく混ぜ、溶かす
※マグネシウム液があれば10滴程度入れる
③ノズルをしっかり上まで引き上げて、前かがみで「エー」と声を出しながら、3～5回ずつ左右交互に洗浄
④片方づつ優しく鼻をかむ

「ハナクリーンS(鼻洗浄器)」の詳細はコチラから↓

「ハナクリーンS(鼻洗浄器)」