便秘や下痢は病気と見なされないことが多いですが、腸内環境が悪いと、
栄養が十分に吸収されず、また老廃物も滞りがちになるので、万病の原因となります。
逆に、腸を良くすることで、解消される症状はたくさんあります。
健康への最初の取り組みとして、腸の健康を目指すことは重要で、効果的です。
「脳腸相関」といって、腸は脳とも直結しているので、腸の状態が良いと精神の状態も良くなります。
また、コロコロ便は体の冷えと関係しています。
腸が正常で、免疫細胞が活性化していれば、菌やウィルスが体内に入ってきても免疫細胞がやっつけてくれるので、免疫力も高まり、病気にも強くなります。また、免疫機能が正常に働くことで、アレルギー性疾患になりにくい体を作ります。
子供の腸内環境が乱れる原因
日本人の半数以上の女性が、腸のトラブルに悩んでいます。腸にトラブルのある方は、同時に肌にもトラブルを抱えています。肌荒れ、吹き出物、アレルギー性皮膚炎、毛穴の黒ずみやくすみなど、症状はさまざま。腸年齢=肌年齢といわれ、年齢以上に老けて見える人というのは、腸が年齢以上に衰えています。
腸内環境が乱れる原因
あなたの腸内大丈夫ですか?
日本人のガンのうち、大腸ガンが増えていますが、腸内の便の停滞が大きな原因といわれています。腸内で便が停滞すると、温度が37~38度ある体内では、炎天下に生ごみを放置していることと同じで、すぐに腐敗と発酵がはじまります。同時に体内で活性酸素が発生し、細胞を傷つけ、さまざまな病気の原因となると考えられています。もちろん腸自体の損傷も避けられません。