老け顔の原因は?若く見える人、賢い人、その秘訣は腸にあった!腸の秘密を知って体の中からきれいになろう!

老け顔の原因は?若く見える人、賢い人、その秘訣は腸にあった!腸の秘密を知って体の中からきれいになろう!

腸は健康の要

腸は体内で最初にできた体内機関で、その周りに血管ができ、手や足、脳ができたともいわれています。腸には血液や免疫活性物質などを作る働きもあります。

病気の大部分は腸で作られているといわれるくらい健康にとって重要な器官です。スムーズな排便があり腸の調子良いと腸内環境が良くなり、お腹から快適な生活を送ることができます。

腸は「第2の脳」

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さらに腸は身体の健康に加え、脳とも密接な関係があり、「第2の脳」とも呼ばれています。腸の働きは脳や脊髄から独立しています。つまり、交通事故で脳や脊髄を損傷して植物人間の状態になっても、腸は正常に働き続けます。

脳からの指令がなくても、栄養分を吸収し、老廃物を排泄するという自らの機能を果たすことができる、唯一の臓器なのです。

近年の研究で腸の95%がセロトニンで構成されていることが判明しました。「セロトニン」とは情報伝達物質という本来、脳に存在しているはずの物質です。

緊張するとおなかが痛くなることはありませんか。これもセロトニンが関係しています。脳に大きなプレッシャーを与えると腸にまで影響を及ぼすのです。
このことから腸にも「生きるための感情」があるのではないかといわれています。腸は脳よりも原始的な感情で「いかに生き延びるか」を考えているのかもしれません。

実年齢より若く見られたい!老け顔になる理由

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便秘をすると、吹き出ものや肌荒れがひどくなります。これは、腸内で発生した毒素が腸壁から吸収され、その毒素の溶け込んだ血液が皮膚へと送られるからです。

肌荒れは、たまたま目に見える症状であり、腸内環境の悪化は、体内の臓器にも悪影響を及ぼしているのです。まわりに、実年齢より若く見える人と、老けて見える人がいませんか?その差は、肌にあります。
ハリのあるみずみずしい素肌の人は若く見えますが、腸内環境が悪くなると、それが肌にあらわれ、「老け顔」になるのです。
年齢以上に老けて見える人は、腸内環境が年齢以上に衰えているということなので、腸からにサインに気づくことが大切です。

腸の主な働き

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腸の働きは大きく3つに分けられます。

①消化・吸収
腸は胃で消化されたものをさらに消化します。胃での消化よりも、腸での消化の比重は大きく、より多くの栄養素を吸収します。
腸内細菌は、消化を改善し、酵素で消化できないものを分解します。腸内細菌としてはB2・B6・B12・K・葉酸・パンテトン酸・ビオチンなどを合成する細菌が在住しています。

②解毒力と免疫力の向上
腸は臓器最大の免疫器官といわれています。
体の内部は筒状になって外部につながっているので、そのため侵入してくる病原菌や有害化学物質は、腸内にある多くの免疫細胞で防御されています。
免疫細胞はきれいな環境のなかで、より効率的にはたらくことができます。そして、腸で作られた乳酸菌の分泌物は再び腸で吸収され、免疫力を高める活性物質となります。吸収する際に腸の中に入った有害物質を無毒化する解毒作用も担っています。
腸内環境をきれいにすることが、あらゆる病気から身を守る方法になるのです。

③血を造る
血液のヘモグロビンは鉄分と一種のたんぱく質からできており、腸から吸収されたたんぱく質が血液を作る働きを助けます。
中医学では「医食同源」といって、私たちの身体のすべての食べ物は腸で分解され、吸収され、栄養や血液となり身体の細胞の一つひとつになっているとされています。
知らずに農薬や食品添加物に汚染された食べ物を摂っている私たちの腸内は汚染され、結果血液の汚染が起こるのです。
コレステロールの多い血液や、どろどろした血液はすべて腸から始まっているといっても過言ではないのです。

腸内細菌の働き

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腸内細菌などの菌は、地球の生命誕生の瞬間から存在していた菌といわれています。
人間の腸内には100種もしくは100兆個以上の細菌群が棲息しています。その中には人間に無害な菌から有害な菌まで多種多様です。

腸内では善玉菌と悪玉菌が日々闘いながら、B2・B6・B12・K・葉酸・パンテトン酸・ビオチンなどを合成しています。

①B2
健康的な肌や髪を作り、粘膜を保護する。ガンや生活習慣病の予防にも効果的。
②B6
脂質の代謝をよくし、脂肪肝を予防。月経やつわりの痛みを和らげる効果も期待できる。
③B12
悪性貧血を予防し、神経細胞を正常に保つ。
④K
骨を丈夫にし、血液の凝固に働く。葉酸成長を促進し、赤血球をつくる。DNA、RNAをつくるのに重要なため、妊娠中や授乳中には必要不可欠。
⑤パトテン酸
善玉コレステロールを増やし、ストレスに強くする。
⑥ビオチン
皮膚と髪を守る。アトピー性皮膚炎、白髪などの改善に有効的。

腸内細菌の働きを良くするためには、腸内環境を良くすることが大切です。
食べた物を消化する器官である腸には、異物などが体内に取り込まれないようにするバリアが存在します。このバリアが不完全であると消化の際に異物が体内に取り込まれてしまう恐れがあります。

腸内環境を知るためには、便を見るべし!

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「腸内環境が悪いな」と感じる人の多くは、便秘で悩んでいるのではないでしょうか?

腸の働きがスムーズに行われていないと、不要なものがうまく排泄されず、便秘といった症状がでます。
腸内環境の良し悪しを見分けるには、便を見るとよいです。
便には古くなった腸壁からはがれおちた細胞、不要なミネラル、腸内細菌の死骸が含まれています。便の色や状態を見ると健康状態がわかります。黒い便が日常的に排便される場合は食事を見直しましょう。砂糖や動物性脂肪が多いと便が黒っぽくなります。反対に良い食事をしていると、食物繊維が多く、健康的な便は黄色っぽい便になります。

腸内環境をきれいにするために

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腸内環境を良くするためにぜひ3つのことを心がけてください。

①食事の改善
豆類・ごま・わかめ(海藻類)・野菜・魚(青魚類)・しいたけ・芋類を積極的に摂る「まごわやさしい」食を心掛けてください。

②便意を我慢しない
学校や仕事、外出中だからと便意を我慢すると、習慣になってしまうことがあります。便意を我慢せず、トイレではリラックスして腸の蠕動運動を促してください。

③ストレスをためない
腸は「第2の脳」といわれているように、脳が受けたストレスは腸にも伝わります。脳に負担がかかると腸の調子が悪くなります。逆に腸に負担がかかるとメンタル面にも影響が出ます。

腸内環境チェック

~食生活編~
□外食することが多い
□朝食は食べないことが多い
□発酵食品をあまり食べない
□豆、海藻、根菜、イモ類をあまり食べない
□お酒をよく飲む
□インスタント食品やスナック菓子が好き
□肉や油っぽい料理をよく食べる
□水分をあまり摂らない

~生活編~
□たばこを吸う
□いつも寝不足気味
□運動はあまりしない
□日常生活であまり歩かない
□いつも忙しくリラックスできる時間がない

~身体編~
□肩こりが気になる
□手足が冷える
□頭痛がすることが多い
□ストレスが多い
□いつも疲れている
□風邪を引きやすい
□排便を我慢してしまうことがある
□便が硬いことが多い
□3日以上便秘が続くことがある
□おなかにガスが溜まりやすい

当てはまる数が多ければ多いほど腸内環境が悪い状態です。腸内環境を改善しましょう。

腸のために摂りたい食品

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腸にとっての大敵は、有害物質です。有害物質が体内に多くあると、そこに毒素が発生し、さまざまなトラブルを引き起こします。

有害物質を体外へ排泄!
玉ねぎ、にんにき、ニラ、しょうが、玄米、雑穀類、ブロッコリー、アスパラガス

有害物質と結びついて無毒化!(セレンや亜鉛を含んだ食品)
高野豆腐、湯葉、ごま、緑黄色野菜、イワシ、イカ、アサリ、ホタテ、ナッツ類、納豆

食物繊維を多く含む(こびりつた老廃物や毒素をとる!)
玄米、雑穀米、ごぼう、こんにゃく、昆布、ひじき、わかめ、アボカド、大豆、納豆、枝豆、れんこん

1日1.5~2ℓの水を飲むことも、代謝を促進し、老廃物の排泄を速やかにするために大切です。また、バスタブにゆっくりつかって、しっかり体を温め、マッサージやストレッチをしてリンパの流れを良くすることで、有害物質を汗や尿として速やかに排泄することができるので、おすすめです。

食物繊維たっぷり!腸内環境を整える「スーパーフード」

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