幼少期の食習慣が将来に与える影響

私たちは、体も脳も心も、すべて食べたものから作られています。
何を食べるかで、健康、頭の善し悪しが大きく左右されるのです。

子供は自分の意志で食べる物を選べない

子供は、大人から与えられたものしか食べることができず、自分で食べたいものを選べません。与えられた食べ物が、体に良いものであろうと、なかろうと子供は判断できないのです。だからこそ、大人が子供に何を与えるかが、とても重要です。

幼少期の食事が生涯の食性となる

「子どもの味覚は十まで」と言われるように、10歳頃までには味覚がある程度決まると言われています。
そして、幼少期は味覚を養う大切な時期であり、同時に安全確認を自分の舌で行い、食べて良いものと悪いものの判断をするのです。

幼少期にジャンクフードや添加物の入った食べ物、ジュースやお菓子などの甘い物を与えると、その味を覚え、安全であると認識し、生涯好んで食べ続けることになります。
子供の味覚は大人の2倍とも言われており、私たち大人が感じる以上に、敏感に感じ取っています。
味の濃い物、甘い物ばかり食べ続けていると、子供の内から糖尿病や高血圧などの生活習慣病になってしまう危険性もあります。子供の食事には、添加物を極力使わずに、薄味にし、素材そのものが持つ旨味を感じさせ、味の違いを経験させてあげることが大切です。

理想の食材とバランス
理想的な「まごわやさしい」食
ま:豆類、ご:ごま・種実類、わ:わかめ・海藻類、や:野菜類、さ:魚類(小魚・青魚)、し:しいたけ・きのこ類、い:イモ類

「まごわやさしい食」は体に必要な栄養をバランスよく、体に負担をかけずに摂取できる理想の食事です。
これらを組み合わせた食事が理想的ですが、バランスも大切。
人間の歯を見てみると、理想のバランスが分かります。人間の歯は、臼歯と門歯と犬歯が5:2:1の比率で構成されています。臼歯は穀物をすりつぶすため、門歯は野菜をちぎるため、犬歯は魚や肉を噛み切るための歯であると考えられています。
このように、歯の特徴を見たとき、私たちが食べるべきバランスが分かり、穀物や野菜、豆類を中心とした食事をとるべきなのです。